笹塚の家 renovation 2021

家族構成:4人(夫婦・娘(中学生)・息子(小学生))

御両親と、かつて御祖母が住んでいた2世帯住宅(テラスハウス)へ娘家族が引越することになり、御祖母が住んでいた側を全面改装する計画であった。

テラスハウスという長屋状の構造の性質上内部へ光が届き辛く、薄暗いことを懸念されていた。また2階のご両親側の部屋1室を娘家族側からの出入りとしたいという間取り変更がご希望であった。某大手ハウスメーカーの軽量鉄骨造であるため、間取りの大幅な変更はほぼほぼ不可という状況の中、当時の図面(途中で増築しているが増築後の図面はなし)を読み解きながら、ハウスメーカー側に構造的な確認を取り、いじれる壁・柱を慎重に選別した。

玄関から入って廊下を挟んだ、かつて和室だった室側の壁をとり、必要な柱はサッシの方立に見えるようにし、3枚の木製ガラス壁で閉塞感と暗さを和らげた。既存の床はできる範囲で撤去せず上から新たな床を貼ったり、既存の造作食器棚など使えるものは箱を残し、前板と取っ手をかえるだけなどでコストダウンを図った。